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2月9日の衆議院予算委員会で、共産党の塩川鉄也議員が文部科学省の官僚に対し「あなたが調べなさいよ!」「だからなんで文科省で調べないんだよ!」などと不満を露わにする場面がありました。

「だからなんで文科省が調べないんだよ!」

塩川議員はこの日、草津白根山の噴火に関連し火山観測体制について質問していましたが、大学の火山観測所の職員数について文部科学省を質した際に、回答に納得出来なかったのか「なんで文科省で調べないんだよ!」と激しい口調で迫っていました。

これは塩川議員が有珠山の監視体制における常勤者の数について「国立大学法人化前の2003年と今年度の数字を示してもらえますか?」と尋ねた際のこと。

文科省の高等教育局長が「法人化前の平成15年度は常勤が4名」「平成29年度は常勤1名と非常勤の職員2名の合計3名」と答弁したところ、塩川議員は「この1名は本当に常勤の方なんでしょうか」と疑問を呈します。

常勤とされている1名について「特任准教授って方を常勤とカウントしてるんでしょうかね?」と再度質すと、「北海道大学に調査した結果でございまして、そのような形での報告があったところでございます」と答えた高等教育局長に対し、塩川議員は自分で調べろと迫ったのです。

塩川「いやだから大学任せにしないであなたが調べなさいよ」

塩川議員は特任准教授について「有期雇用の方」「そんなことも確認してないんですか」と更に文科省を追及、高等教育局長は「大学に対しては常勤か非常勤かということで回答頂いたもの」と塩川議員の当初の質問に沿った回答をしたまでとの見解を示しましたが、塩川議員はこのように述べ、文科省への批判的な態度を崩そうとはしませんでした。

塩川「だからなんで文科省で調べないんだよ!文科省として実態を掴むかってことが問われてんじゃないですか!?で、こういうように、私がホームページ開けてみたってすぐ分かる話なんですよ!なんでそんなことも調べられないのかと!」

(略)