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朝日新聞の「安倍晋三記念小学校」報道に関し、安倍首相が「哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳」などとFacebook上に書き込んでいたことに対し、共産党の小池晃書記局長がTwitterで「哀れですね。惨めな書き込み」と言い返しています。

これは国会で安倍首相が朝日新聞の報道を問題視する発言を繰り返していることに対し、朝日新聞が取材経緯を説明、籠池前理事長の証言として「安倍晋三記念小学校」と報じていたことを改めて伝える記事を掲載したことについて、自民党の和田政宗参議院議員が自身のFacebookで「謝れない朝日新聞」と批判したのがきっかけでした。

和田「謝れない朝日新聞。(中略)やるべき取材をせずに、籠池氏の証言のみに頼って記事にし、結局誤報となったわけだが、全く謝罪なし。読者や国民はどう思うだろうか。」

安倍首相は和田議員の書き込みに対しコメント欄で「哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳。予想通りでした。」と発言、厳しい言葉で朝日新聞を非難していることから反響を呼んでいます。

すると小池書記局長は2月10日の夜、でこのやり取りを取り上げたメディア記事を添付する形で安倍首相の書き込みを真似るように「哀れですね。惨めな書き込み」とツイート。安倍首相によるメディア批判に不快感を隠そうとしていません。

しかし小池書記局長に対しては「子供みたいな言い返し」「この件は首相が正しい。認めるべき」「こういう姿勢だから衆院選で議席を減らすんだ」といった厳しい反応が目立っていると共に、「朝日の報道に問題がなかったと言うならその理由を説明すべきです」「安倍首相のどこが哀れで惨めなのか説明して下さい」と、負け惜しみでないのならその理由をしっかりと語るべきだ、との要求も見られています。

小池書記局長による安倍首相批判としては、2017年8月に改造内閣が発足した際「内閣総辞職、解散・総選挙が必要」と述べていたにも関わらず解散が報じられると「いったい何を問うのか」と語り態度の違いが話題になっていた他(関連記事)、11月には自民党の次期総裁を巡って「人材難は深刻ですね」と呈したところ、志位和夫委員長が2000年から日本共産党の委員長を務めているために「共産党の方が深刻ではないのか」との指摘が相次いでいました(関連記事)。