ちょっと長いけど、外務省の外交青書・白書から引用

2015年12月、在ジャマイカ日本国大使館小山裕基参事官は、
ジャマイカボブスレー連盟の会長が海外出張する前日の午後に家族とカフェで休んでいるところに飛び入り参加し、
ボブスレーの話を切り出しました。
先方はとても快く応じ、日本製のボブスレーの採用に非常に前向きな姿勢を示しました。
このようなことができるのも、日々の信頼関係構築の賜(たまもの)です。
先方が好意的な反応を示したことから、
在ジャマイカ日本国大使館は日本側の希望とジャマイカ側の関心をマッチさせるべく全身全霊を捧げることとなりました。

職人と外交官の熱意が実り、
2016年1月についにジャマイカチームが下町ボブスレーの採用を決定しました。
世界一を目指す大和魂を乗せたソリは2018年の平昌冬季五輪を照準に定め今日も前進を続けています。