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沖縄県名護市長選挙で自民党や公明党等が推薦していた新人の渡具知武豊氏が当選したことについて、立憲民主党の最高顧問である海江田万里議員が敗因を分析しています。

海江田議員は2月5日、Twitterで稲嶺進氏の敗北要因をいくつか挙げていますが、まず「全体に選挙が上滑りであったこと」として稲嶺氏が知名度抜群であった上、米軍機の事故や自民党議員の失言による追い風によって「全体に浮わついたムードに支配されていた」と指摘。

また選対本部をまとめる人物が不在だった点や今回の選挙では公明党が渡具知氏の支援に回った点に触れるとともに、「そして」としてこう述べています。

海江田「そして、最近流行りの「フエイク・ニュース」がSNSなどを通じて大量に流され、若い有権者に影響を与えたことも目立ちました。」

海江田議員の発言に対しては「何がフェイクニュースだったのか説明して欲しい」という要望が寄せられている他、今回の名護市長選挙では若年層が当選した渡具知氏を支持、高年齢層が稲嶺氏を支持していた傾向があったのではないか、との指摘が出ていることから「若年層からの薄い支持をフェイクニュースに責任転嫁するのか」「若者をフェイクニュースに騙される馬鹿扱いするのか」といった反発も見られています。

最後に「『基地反対ばかりで、民生を置き去りにした』とネガティブ・キャンペーンを繰り広げられ、それが選挙の争点にもなってしまいました」と振り返る海江田議員の分析全体に対しては支持者から「その通りだ」という声も多く寄せられているようです。