https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180205-00000004-asahi-pol

 現職の稲嶺進氏(72)は、支持者が集まる後援会事務所で相手候補の当選の一報に触れると、「名護市民の選択の結果で、真摯(しんし)に受け止めないといけない」と話した。

 辺野古移設を最大の争点に位置づけ、「市長権限と知事権限を行使すれば、工事はまだ止められる」と移設反対を訴えた。政策面でも地域基幹病院の統合新設などで、翁長(おなが)雄志(たけし)知事との連携を強調した。

 待機児童の解消や学校耐震化など2期8年の実績を語り、パンダ誘致による観光振興も打ち出したが、支持は広がらなかった。(小山謙太郎)