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2月1日の参議院予算委員会で森友学園問題を追及していた共産党の辰巳孝太郎議員に対し、安倍首相が何度も「通告して」と苦言を呈する場面がありました。

何度も「事前通告して」

辰巳議員は森友学園問題における昭恵夫人の関与について安倍首相に質問する中で、特定の日付を挙げ、この日に籠池氏に電話をしたのか、と質そうとします。

これに対し安倍首相は「事前通告して頂かなければ」と急に聞かれてもわからない、として「普通常識じゃないですか」「まじめに審議したいのであれば事前通告して下さい」とまず苦言。

すると辰巳議員は安倍首相が国会で「私が全てを知る立場だと言って昭恵氏の国会招致を拒んだではないか」と揚げ足を取るかのように指摘し、これを利用して「答えられないんだったら昭恵氏を呼ぶしかない」と強引な論理を展開するなどした上で改めて安倍首相に対し昭恵夫人に対し確認するよう求めていました。

ここから安倍首相と辰巳議員は「事前通告して」「聞いて頂けますね」の応酬で、安倍首相は「辰巳さんね、簡単なことじゃありませんか。質問通告さえして頂ければ」「意図的に質問通告されなかったんですか?」「質問通告して頂ければお答えしますよと。これでおわかりになったと私は理解したんですがね」など不快感を隠そうとしません。

結局安倍首相が通告するよう求めたのは計6回にも及び、辰巳議員は最後に「総理ではやっぱり答弁ダメ」「昭恵さん本人に証人喚問として来て頂く以外ないと思います」との見解を示していました。

(略)