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共産党の小池晃書記局長が1月15日の会見で、希望の党と統一会派を組む方向で話が進んでいる民進党議員の中に、野党統一候補として当選した参議院議員や市民と野党の共闘で当選した衆議院議員がいるとして、これらの名前を挙げて批判する場面がありました。

「あずみ・・・あずみなんだっけ」

小池書記局長は会見の冒頭「皆さんからも質問あると思うんで事前に言いますが」と民進党・希望の党の統一会派結成問題について自ら口を開き、民進党の動きを厳しく批判。

安保法制の廃止や集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を野党間で何度も合意していたにも関わらず、安保法制や憲法9条改正容認を結党の出発点としている希望の党と統一会派を組むのは「党首合意に背くものだと言わざるを得ない」と指摘し、統一会派の合意文書もこうした部分について「玉虫色どころか換骨奪胎」とまず非難していました。

そして民進党議員の中には2016年の参院選で野党統一候補として当選した者や2017年の衆院選で市民連合の応援を受け共産党が候補者を下ろして戦った選挙区の者がいる、としてこれらの名前を挙げ「有権者に対するある意味裏切りだ」としていました。

「非常に筋が通らない事」「厳しく指摘したい」と不快感を露わにしながら語っていた小池書記局長でしたが、民進党議員の名前を挙げる中にはフルネームに窮する場面も。

安住淳衆議院議員について「あずみ・・・あずみなんだっけ。(教えられ)じゅん!安住淳さん。」としていた他、黒岩宇洋衆議院議員についても「黒岩・・・さん」となってしまうなど、名前をしっかりと覚えていないのでは、と受け止められる興味深いシーンも見られていたのです。

統一会派への共産党の怒りはよほどであるようで、小池書記局長の会見を伝えた1月16日の「しんぶん赤旗」は「統一・共闘の16人」として該当する民進党議員をリストにして公開しています。

(略)