民進党と希望の党は、国会での統一会派の結成に向けて、安全保障関連法への対応など、
基本政策のすり合わせを進めており、両党の執行部は、今月22日の通常国会の召集を前に、
来週、それぞれ党内手続きに入りたいとして、詰めの調整を急ぐことにしています。

民進党は、立憲民主党と希望の党との3党による国会での統一会派の結成を目指していますが、
立憲民主党が、「希望の党とは、理念や政策が異なり検討しない」としていることから、
希望の党との協議を先行させることにしています。

民進党と希望の党の幹事長らは、統一会派の結成に向けて基本政策のすり合わせを進めており、
このうち安全保障関連法への対応については、民進党が、「憲法違反の部分がある」
と主張してきたことも踏まえ、調整が行われています。

一方で、民進党内には、「希望の党と2党による統一会派は認められない」という意見があるほか、
希望の党にも、「民進党とは安全保障政策が異なる」という意見があり、統一会派を結成すれば、
両党から離党者が出るのではないかという懸念も出ています。

ただ、民進党と希望の党の執行部は、安倍政権に連携して対じしていくため、今月22日の通常国会の召集を前に、
来週、統一会派の結成に向け、それぞれ党内手続きに入りたいとしており、詰めの調整を急ぐことにしています。


ソース元タイトル『民進と希望 統一会派結成に向け詰めの調整急ぐ』

NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180113/k10011287531000.html
1月13日 4時29分