共産党がソフト路線に活路を見いだそうとしている。

 先の衆院選で惨敗し、若者の支持が必須とみているためだ。インターネットで支持者が党とつながる「サポーター」制度を導入するほか、機関紙「しんぶん赤旗」も電子化し、堅いイメージからの脱皮を図る。

 共産は衆院選で、立憲民主党に政権批判票を奪われ、公示前の21議席から12議席へと大きく議席を減らした。志位委員長が「支持者になってもらう努力が十分だったとは言えない」と述べるなど、幹部の危機感は強い。高齢化が進む党員の先細りを避けるためにも若者の支持を掘り起こしたいところだが、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を多用する立民が一歩先んじている。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180104-OYT1T50010.html