https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171229-00010002-bfj-ent

政治に芸能に次々とスクープを連発する週刊文春。2017年の「文春砲ベスト3」を選ぶなら? 新谷学編集長がBuzzFeed Newsの取材に答えた。【BuzzFeed Japan / 神庭亮介】

1位:山尾志桜里、9歳下のイケメン弁護士と「お泊まり禁断愛」(9月14日号)

どれも現場が一生懸命つくった記事なんで順位はつけたくないんですが、週刊文春らしさや2017年を振り返るにふさわしいものを順不同で3本選んでみました。

山尾さんの記事はいまだに尾を引いてますね。

「男女の一線」というのがひとつの争点になっていますが、マジメな話をすると、それ以上に「政治家としての一線」を越えてしまった気がします。

政治家って言葉を武器にする仕事なので、自分の言葉を重くしなきゃいけない。政治は説得の技術ですから。

「痛みを伴う政策だけど、この人が言うならわかったよ」とか、「この人が言うんだから、将来的には正しいんだろう」とか。言葉に重みと説得力を持たせることが、政治家として一番大切だと思うんです。

だけど彼女は、自分の言葉をものすごく軽くしてしまった。

「ゲス不倫」の宮崎謙介さんをあれだけ批判しておきながら、自分は十分な説明責任も果たしていません。

「あなたにだけは言われたくない」「お前が言うな」っていうのは、「あなたに言われちゃしょうがない」の真逆ですよね。

「シド・アンド・ナンシー」みたいな、2人だけの正義があるのかなあ。人間的な興味は尽きませんけども。

余談ですが、山尾さんに直撃した記者は昨年末の「新語・流行語大賞」で、文春くんのマスクをかぶって一緒に登壇してるんですよ(※文春は「ゲス不倫」、山尾氏は「保育園落ちた日本死ね」でともにトップテン入り)。

直撃の時に「山尾さん、ご無沙汰してます」って言ったかどうかは知りませんが(笑)

(略)