2003年5月31日、麻生太郎・自民党政調会長(当時)が東大における講演会で
「創氏改名は朝鮮人が望んだ」と発言した。
韓国紙がこの発言を大きく取り上げて批判的に報道し、韓国政府は謝罪を求める談話を発表。
盧武鉉大統領の訪日を直前に控えていたこともあり、麻生は発言を謝罪した。
この件について自民党総務会で野中広務が麻生を批判したが、その場にいた奥野誠亮が
「野中君、君は若いから知らないかもしれないが、麻生君が言うことは100%正解だよ。
朝鮮名のままだと商売がやりにくかった。そういう訴えが多かったので、創氏改名に踏み切った。
判子をついたのは内務官僚、この私なんだ」とたしなめたという逸話も残っている。