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2017/12/29(金) 17:16:32.43ID:Q3O2sJw50最近は首相の政治傾向の分析が支持者の中でも誤解されている
・積極財政(ケインズ)
・金融緩和は理論的にはマネタリスト(フリードマン)
ケインズもフリードマンも、市場経済主義者であり自由主義者である点は変わらない
欧州でも市場経済を重んじる自由主義国家には、デンマーク、オランダ、スウェーデン、スイス等が含まれるが
イタリア、スペイン、ギリシャ、フランスのような中央主導の計画経済的・社会主義的な政策が強い国家では
軒並み経済レベルは劣る
計画経済的・社会主義的な要素は政治家や官僚が有能と信じて、上層部が経済を仕切る傾向が強い
だが教育費のような人間の自由を約束するための支出とは関係がない
現に日本は福祉国家的な要素が強いと言われながら教育に対する政府支出では先進国の中でも最低レベルにあるとされる
またアメリカのフードスタンプは先進国の中でもトップレベルのカバー率だが、これも自由主義的といえる
なぜなら誰が保護を受けるべきかという基準はできるだけ少ない方が良いからだ
自由主義国家の考え方と福祉国家が対立するということはない、それは自由主義者・市場経済主義者であるケインズの考え方からも分かるはずだ