http://www.buzznews.jp/?p=2113909

立憲民主党への入党が伝えられている有田芳生参議院議員がSNSで北朝鮮のからの漂着船について工作船の可能性を指摘する姿勢を「問題があります」と批判しています。

有田議員は12月28日にFacebookを更新、国会における質問主意書や雑誌原稿のため、北朝鮮からの漂着船を新潟県まで見に行ったと報告。

現地での様子を伝えるとともに、政府や議員が漂着船の乗組員に工作員が含まれている可能性やバイオテロの恐れに言及する姿勢を疑問視しています。

有田「菅官房長官は「工作員の可能性」を記者会見で語り、ある国会議員は「バイオテロの可能性」を質問しました。しかしこれまでのところ、工作員の証拠になるようなものは、いっさい発見されていません。国民に根拠のない不安を与えるばかりの政治姿勢には問題があります。」

有田議員は12月27日にもTwitterで「漂流木造船報道に欠けているのは、北朝鮮内部からの視点だ」「工作船説やバイオテロ説の荒唐無稽さ」などと指摘していたことから、万一の事態に備えることが何故荒唐無稽なのか、必要なのは北朝鮮内部からの視点ではなく国防の視点だ、危機管理を軽視すべきではない、といった批判を浴びたばかりだけに、Facebookで「工作員の可能性」や「バイオテロの可能性」について証拠となるようなものが一切発見されていないからと「国民に根拠のない不安を与えるばかりの政治姿勢」と断じたことで、再び同様の厳しい意見が寄せられそうです。