ヘリ窓落下事故、沖縄県議会が抗議決議案を可決
12/21(木) 11:57配信 読売新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171221-00050092-yom-soci

沖縄県宜野湾市の普天間第二小学校のグラウンドに、隣接する米軍普天間飛行場所属の大型輸送ヘリコプター「CH53E」の窓が落下した事故を受け、県議会は21日午前、同飛行場所属の米軍機による学校などの上空での飛行・訓練の中止を求める日米両政府宛ての抗議決議案と意見書案を全会一致で可決した。

決議と意見書は今回の事故について、「人命に関わる重大な事故につながりかねず、県民をさらなる不安に陥れている」と指摘。米軍機の事故が相次いでいることから、「米軍の安全管理体制と再発防止の取り組みが機能していない」と批判した。

さらに、日米両政府に対し、〈1〉窓が落下した原因の究明と県民への報告〈2〉学校や病院、民間地の上空における普天間飛行場所属機の飛行・訓練中止〈3〉同飛行場の5年以内の運用停止――を求めている。