http://www.buzznews.jp/?p=2113511

12月9日にニッポン放送「須田慎一郎 ニュースアウトサイダー」に出演した日本維新の会・足立康史議員が、自身の「犯罪者」発言について説明するとともに、甘利議員の疑惑における野党の追及姿勢に照らし批判への疑問も呈していました。

足立議員は須田氏との対談の中で最近の「朝日新聞、死ね。」発言や国会で問題視された「犯罪者」発言に関する自身の考えを説明、まず森友学園については野田中央公園の件を挙げて「辻元副大臣の時に交付した補助金を豊中市が受け取ってるんです。そっちは問題あるんです」と、疑惑として焦点を当てるべきは野田中央公園の方だ、との見解を示すと次に加計学園問題に話を移し、問題視すべきは「獣医師会から献金を受けてる人たちが(安倍首相を)取り囲んで非難している構図」と指摘、「明らかにおかしい」と疑問を呈していました。

石破・玉木・福山議員の名前を列挙して「献金貰ってる人たちが安倍総理を指差して『お前、メシ食っただろ』って言ってるわけですよ。おかしくない?」と首を傾げる足立議員に対し、須田氏も「加えて玉木さんは国会で質問している」「これは職務権限の行使になって、場合によっては贈収賄的な色彩が出て来るわけですよね」と突っ込んでいましたが、足立議員はこうした流れから11月15日の文部科学委員会における「犯罪者」発言(関連記事参照)に言及。

問題の国会で5回「犯罪者」という言葉を用いたうち、3回については「犯罪者の疑いがある」と言ったが2ヶ所「疑い」が抜けてしまったとしてこれについては「申し訳なかった」と非を認めていましたが、反省しているとはしながらも続けて野党批判も忘れませんでした。

足立「そうだけど、例えば野党の皆さんはね、甘利さんの時にもうまっくろけのど真ん中だってやりまくったわけでしょ?でも結果不起訴ですよ。それどうなん?と。謝らないの君たち、と。」

国会では朝日新聞、与党、野党と全方向的に非難を展開してしまったが故に「今は満身創痍」と自虐的に語っていた足立議員でしたが、これまで新聞やテレビといった大手メディアに頼るしかなかった情報を今はネットを利用することによって正しい情報を自分で判断出来るとしてYouTubeや政治家が発信するブログを見比べることによって有権者自身が判断して欲しい、と訴えていました。