今国会で明らかになった森友学園の土地取引に関するメモ(1/2)
間違いがあったら指摘してね

〇まず金額についておさらい
・2015年5月29日 土地売却前提の借地契約締結。賃料は年2,730万円(森友学園は2回分滞納)
・2015年9月4日 土地鑑定価格9億5,600万円から
 「ゴミ撤去費」約8億円を値引きし1億3,400万円で森友学園に売却 
 →売却額は財務省依頼の不動産鑑定士の『意見価額』(鑑定評価額ではない)
・2016年4月6日 借地契約中に森友学園側が処理したと主張する「地下3.3m」までに出たゴミ撤去費用を
「有益費」として約1億3,200万円を国から森友学園に支払い

〇特約だらけ
・2012〜2016年度公共随契1194件、売り払い前提の定期借地特例は森友のみ
・2012〜2016年度公共随契1214件、延納特約は森友のみ
(土地購入代金を分割払い。今回は10年低金利)
・2013〜2016年度公共随契972件、契約金額非公表は森友のみ
・森友側から非公表を要請した客観的資料はない(財務省・政府側が勝手に非公開にした恐れもある
・過去に瑕疵担保責任免除特約は森友のみ
(売却時に国が発見してなかったゴミなどの責任を国は負わないという特約)

〇特約を付けた理由が不明
・「地下3.3m」までのゴミは森友学園側の判断で処理をスムーズに
 行わなかったため、このゴミのせいで学校開設が遅れても国に責任はない
・「地下3.3m〜9.9m」の新たに確認したゴミがあったとしても工法上校舎建設には支障がない
 よって工事が遅れ、森友側から損害賠償請求の恐れはないはずだが
 財務省側はそのリスクはあると考えて特約を付したと主張