12/7に森ゆうこが、財務省に提出させ公開した、
「2012年の評価調書」(大阪音大へ払い下げの検討時)の整理

平成24(2012)年6月1日
土地の評定価格 9億300万円 (参考:2016年9億5600万円)。
地下埋設物処分工事価格の算定 8437万2643円(参考:2015年有益費1億3176万円、2016年地下埋設物処分・撤去費用8億1974万円。)

試掘データからのゴミ混入率 20.77% (参考:2016年航空局試算47.1%)
(廃材・ゴミ+コンクリート)/堀削土量=0.2077

公開された調書に掘った深さは記述されていないが、
(掘削土量)/(平均試掘面積)=3.0040・・・
より、深さは3mと推定

試掘箇所が68箇所なので、平成21(2009)年地下構造物調査を利用している模様(と言うか、それ以外の調査は想定できないが)。

(感想)
2016年の分は「失念した」と財務省が言っていた評価調書だが、それ以前の分は存在するところに目をつけ、公開させた自由党の森ゆうこ参議院議員は、うまい。

評価調書ははじめて見たが、内容を見ると、要約ではあるが、必要な数字がまとめられており、
「合理的に跡付け、又は検証することができるよう」
な資料が付いている。

財務省と航空局が3mより下のゴミにこだわる理由が、ここにもあった。

これを見れば2016年の評価調書は「失念した」のではなく、作成できなかったと言える。
財務省には、「今からでも2016年の評価調書を作成しろ」、と指示するべき。