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民進党の杉尾秀哉参議院議員が本会議での安倍首相答弁について「人間性の問題でしょうか?」という表現を用いて批判しています。

杉尾議員は11月22日、Facebookで公明党の山口那津男代表への答弁と共産党の山下芳生副委員長への答弁を比較、「山口代表の質問には丁寧に答える一方で、山下議員には木で鼻をくくったような答弁に終始しました」と指摘し、安倍首相による与党への答弁と野党への答弁について「こんなに対応が分かれるとは…」と絶句すると、こう述べています。

杉尾「これは安倍総理の人間性の問題でしょうか?」

また別の投稿でも「2日間を通して感じたのは、総理も与党席も全体に『熱』が低いことで、とにかくボロを出さず無難にやり過ごしたいという感がありありでした」と否定的で、「こんなことではますます国会論戦が形骸化してしまいます」と懸念。

しかし、仮に自民党議員が野党議員の質疑を批判する際に「人間性の問題か」などと発言すれば問題視される可能性もありそうで、杉尾議員の投稿がどのような反響を呼ぶか注目されます。

TBSのキャスターや報道局社会部長を経て2016年に初当選したばかりの杉尾議員ですが、3月には森友学園問題を伝えた週刊文春をまだ購入していないと語った官僚に対しこんな発言をしてマスコミ気分が抜けていないと話題になったことがありました。

杉尾「購入なんて言ってないですよぉ。こんなの前日にゲラが出てみんな見るんですよぉ!常識ですよそんなこと!そんな抗弁通じませんよ?」

また6月には自民党の和田政宗参議院議員が杉尾議員の発言に対しつぶやいたところ「うるさい!!」と怒鳴られたとして「杉尾氏は予算委員会であれだけ汚いヤジを飛ばしているのに、ヤジの音量にも届かないようなつぶやきに切れるとは」と苦言を呈されるなど政策以外の面で話題になることもある議員として知られています(関連記事参照)。