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トランプ大統領とのゴルフにおける安倍首相の転倒動画についてネット上から削除依頼した事実はあるか、と質問主意書に記載していた希望の党・大西健介衆議院議員に冷ややかな声が相次いでいるようです。

これは政府が11月21日の閣議で「事実はない」と否定する答弁書を決定したことからメディアが報じ、大西議員の質問主意書が話題になっているというもの。

産経ニュース「大西氏は質問主意書で、夕刊紙「日刊ゲンダイ」による(中略)報道を紹介。報道を根拠に「(動画サイトに)削除依頼した事実はあるか」「テレビ局に対し、映像を使わないように働きかけたり、削除依頼を行うよう求めたことがあるか」などと質した。」

大西議員が元にした「報道」とされる日刊ゲンダイは11月10日、「ゴルフで転倒 衝撃映像で露呈した安倍首相の”体調悪化説”」という記事の中で「官邸事情通」の発言としてこのように述べていました。

日刊ゲンダイ「『官邸側は削除依頼を繰り返しているようですが、クリックが稼げるためか、次々に同じ映像がアップされて消えません。(中略)官邸側は安倍首相が『成功した』と言い張る“ゴルフ外交”の珍映像がこれ以上流出することを危惧しています』(官邸事情通)」

大西議員は5月に国会で陳腐なCMの例として「皆さんよくご存知のように例えば『Yes!○○(イエス!マルマル)』と、クリニック名を連呼するだけのCMとかですねぇ」などと語り問題になった件(関連記事参照)で知られていますが、与野党の質問時間比率が話題になる中、野党議員による質問の質も問われているだけに、今回の大西議員による質問が「とにかく安倍政権を批判さえ出来ればいい」という姿勢として受け取られるようであれば、民進党時代と何ら変化がないとするイメージが希望の党全体に定着する可能性もありそうです。

大西議員に対しては「他に質問はないのか」「こんな質問をしてるから野党の時間を減らせって言われるのでは」「安倍首相が圧力をかけてるって話にしたかったんだろう」など厳しい反応が相次いでいます。

「こんな質問してるから時間減らせって言われるんだよ」
「もっと国民のためになる質問は思いつかないのか」
「こいつらはそういうことすぐやるから疑うんだろうなぁ」
「安倍首相が圧力かけてるって形にしたかったんだろ」
「くだらない質問してないで高須先生に謝れ」
「日刊ゲンダイで安倍政権を追及。さすが大西議員」
「他に聞くこと無いのか情けない国会議員だ」
「やっぱり絶望の党だったな」
「大西はこんな質問のために税金使ってなんとも思わないの?」
「こんな話題でしか名前が挙がらないなんて恥ずかしい政治家」
「結局希望の党は民進党から何も変わってないんだね」