● 宮本たけしfb ● (だんじり)


「万感胸に迫る思い」があるなら、国会へ出てきて語ってほしい。

「父である創立者の加計勉氏が『学園草創期より動物関連教育について強い関心があった』と紹介。
その思いを引き継いで、十数年前より運営する大学や専門学校で動物関連の教育を続けてきたとし、
「こうした歴史を積み上げてきた結果」だと言うが、それだけで認可されるわけがない。

そもそも、いわゆる「石破4条件」の中には「既存の大学・学部では対応困難な場合」というのがある。
加計氏は「十数年前から歴史を積み上げてきた」などと言うが、
北海道大学は1952年に農学部獣医学科を獣医学部に昇格・設置、
65年の歴史の積み上げがある。

東京大学は明治10年(1877年)、内藤新宿の農業博物館が仮教場とされ、
2月1日から「農事修学場」として農学・獣医学の授業を開始しているので、
かれこれ140年の歴史を積み上げてきている。
これら「既存の大学・学部」では対応困難な教育内容が、
なぜ、わずか十数年の「歴史の積み上げ」ごときで満たされるのか、いっこうに腑に落ちない。

加計孝太郎氏は国会に出てきて、洗いざらい真実を語るべきであろう。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171110-00000074-asahi-soci