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大塚耕平新代表が就任したばかりの民進党が早速話題を提供しているようです。

「福山幹事長排除で枝野代表が難色示してる」

大塚新代表は立憲民主党や希望の党など野党との連携を深め与党に対峙していく姿勢を打ち出していますが、民進党の動きが早くもこれに悪影響を与えているらしいことを11月1日の会見で記者から指摘されていました。

立憲民主党など野党との連携強化について枝野代表が「参議院民進党との連携は難しいと発言している」と記者から告げられた大塚代表は受け止めを問う質問に対し「まずは公党間の信頼関係を築くことに取り組んでいきたい」と意欲を見せましたが、記者から枝野代表が難色を示している理由について民進党内の動きがその要因と説明されてしまったのです。

記者「枝野代表の発言を見てますと、民進党新緑風会から福山幹事長に出ていってくれといったような経緯があったんですけれども、そのことが連携は難しいとおっしゃってる要因なようですが、それに関してはいかがでしょうか」

大塚代表は「そのご発言は直接聞いてませんし」と戸惑いを見せると「えーそのことを改めてお伺いしたいというふうに思います」と述べ、「そういうことを積み重ねていく」と信頼関係を醸成していく姿勢を改めて示していましたが、自身の代表就任前だったとは言え民進党の迷走ぶりを際立たせる象徴となってしまう可能性もありそうです。

会派離脱を求められた福山哲郎幹事長は10月31日の夕方、自身のFacebookで「非常に残念な思い」と綴っています。

福山「昨日、19年3ヶ月間お世話になった「民進党・新緑風会」の会派に離脱届を提出しました。非常に残念な思いです。一昨日、参院会長から、会派三役の意向として会派を離脱してほしい、との要請がありました。理由としては「首班指名が異なる」「けじめがつかない」ということでしたが、そもそも立憲民主党の綱領や政策は民進党と非常に近いものであり、院の構成が変わることも含め、私自身は会派を離脱せずに活動するつもりでした。」

大塚耕平代表の発言

記者「先ほどテレビ出演の中でも、立憲民主党など他の野党とも連携していきたいとご発言されていましたが、先ほど立憲民主党の枝野代表がですね、参議院民進党との連携は難しい、というふうな発言をしているんですけれども、これに対しての受け止めをお願い致します」

大塚「これはあの、公党として、公の党としてスタートされたばかりですので、えー私も昨日来申し上げていますように、まずは公党間の信頼関係を築くということに取り組んでいきたいと思います」

記者「枝野代表の発言を見てますと、民進党新緑風会から福山幹事長に出ていってくれといったような経緯があったんですけれども、そのことが連携は難しいとおっしゃってる要因なようですが、それに関してはいかがでしょうか」

大塚「直接お話聞いておりませんので、あのよく、枝野代表からもお話を伺う機会を作って、意思疎通を図りたいと思います」

記者「枝野さんの、連携は難しいという話なんですけれども、福山さんが要因のようなんですけど、代表は信頼関係を築くところから始めたいとおっしゃってますが、具体的にどういう形で信頼関係を築く・・・」

大塚「まず、話し合いが第一歩ですよね。あの枝野さんにはもう、もちろんお電話してますので、えーただ今日のそのご発言は私、直接聞いてませんし、またその趣旨も承ってませんので、えーそのことを改めてお伺いしたいというふうに思います。そういうことを積み重ねていくことだと思います、はい」