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 今回の選挙は2016年施行の改正公職選挙法で選挙権年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に下げてから初の衆院選だった。出口調査で18〜19歳の有権者にどの政党を支持するか聞くと、39.9%が自民党と答えた。希望の党が10.7%で続いた。若年層の多くが自民を支持する傾向が浮き彫りになった。

 全年代を合わせた政党支持は自民が36.0%と最も高かった。立憲民主党が14.0%、希望が11.8%と続いた。

 男性の39.6%が自民を支持すると答え、女性は32.3%だった。立憲民主は男性の支持率が14.2%、女性は13.7%。希望は女性が12.6%で、10.9%の男性を上回った。公明党と共産党、社民党も女性の支持率のほうが男性より高かった。

 年代別に自民の支持率をみると、20代が40.6%と最高だった。次に70歳以上が40.2%と高く、18〜19歳が続いた。40〜60代はいずれも30%台前半だった。

 立憲民主は60代の17.8%が支持するなど高齢層の支持率が高かった。最も高かったのは60代。70歳以上が16.7%とそれに次いで高かった。10〜30代ではいずれも10%を下回り、高齢層ほど支持を集める傾向が強かった。共産も高齢層のほうが若年層より支持率が高かった。

 希望は60代で支持率が12.8%と最も高かった。ほかの年代でも10〜12%と年代による支持率のばらつきが小さい。