衆院解散の3日前に結党し、一時は台風の目になるとみられた希望の党は議席が伸び悩み、与党の勝利を許した。

 小池代表は東京都知事の公務でパリに出張中。日本時間の22日夜、報道陣の取材やテレビの選挙番組のインタビューに応じ、「非常に厳しい結果だ。私自身にもおごり、慢心があったのではないかと反省している」などと述べた。

 小池代表は終始、硬い表情。苦戦を強いられたことについて、「『排除』という言葉が独り歩きしてしまった。責任を感じている」と陳謝。「この2文字で、不快な思いをさせ、反感を抱かせてしまった」と自らの発言を悔やんだ。

 また、「小池旋風」が吹いた昨年の都知事選や今年7月の都議選との違いを挙げ、「これまでずっと空中戦でやってきたが、小選挙区はそれだけではだめ」と反省。「これからもしっかりと都政を続けていく」と述べた。
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