10/22(日) 17:02配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171022-00000047-jij-pol

福島県いわき市選挙管理委員会は22日、同日実施された衆院選で比例代表の投票用紙を渡す際、誤って有権者13人に小選挙区の用紙を渡すトラブルがあったと発表した。13人はそのまま投票したが、全て無効になる。午前7時の投票開始直後から誤った用紙を渡していたが、同30分ごろに訪れた有権者が用紙の誤りを指摘した。
 トラブルがあったのは内郷第一中学校に設置された投票所。現場の責任者が部下に用紙を誤って指定し、部下側も確認を怠っていた。
 福島県内ではこのほか、須賀川市の投票所で比例代表の投票用紙を1人の有権者に2枚渡すトラブルも発生。比例代表の用紙の交付担当者が席を外した際、代わりを頼まれた小選挙区の担当者が1枚渡し、その後で本来の担当者も交付したという。2枚とも有効票として扱われる。
 福島市の2カ所の投票所でも、それぞれ小選挙区と比例代表の用紙が1枚ずつ不足していることが判明。二重に交付した恐れがあるという。