http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2017/zen/CK2017101302000192.html

共同通信社の全国電話世論調査によると、「支持政党はない」とする無党派層の比例代表投票先は、自民党が16・2%と最も多く、希望の党10・4%、立憲民主党8・0%が続いた。ただ全体の31・3%を占める無党派層のうち55・1%は投票先を決めておらず、今後の情勢は流動的な面がある。 
 無党派層の投票先のうち、自民、希望、立憲民主各党以外は、共産党3・5%、公明党2・9%、日本維新の会2・7%の順。その他の政党はいずれも1%未満だった。
 各党が着実にそれぞれの支持層を固めている実態も分かった。自民党支持層の81・8%、希望の党支持層の87・9%がそれぞれ自民党、希望の党に投票すると回答した。同様に、支持する政党に投票する割合は公明党87・4%、共産党83・7%、立憲民主党87・3%、日本維新の会73・3%などとなった。
 年代別に見ると、十代〜七十歳以上のどの年代でも自民党への投票が最多。二十代が最も多く40・4%だった。希望の党はいずれの年代も10%台にとどまった。
 男女別でも自民党が一番多く、男性36・6%、女性30・8%。希望の党は男性13・7%、女性11・8%、立憲民主党は男性10・3%、女性8・0%だった。