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希望の党からの出馬を取りやめ、無所属での立候補を決断した原口一博・前民進党衆議院議員に対しリベラルが歓迎の意を示しているようです。

原口氏は10月7日、「もうこれ以上、妥協して当選しても何の恩返しにもなりません」として「無所屬で立つことを決断しました」と語るとともに「立憲民主党の仲間とも話し合います」と、今後立憲民主党との連携も示唆しています。

公示直前とも言って良い時期であることからこの宣言に対しては驚きの声が上がっており、「希望の党に行った民進党候補者らへの裏切りではないのか」「言うことが変わる議員は信用できない」といった批判もないわけではありませんが、SNSに寄せられる反応は概ね好意的で「勇気ある決断です」「待ってました」「正しい道を進んで下さい」など好意的な反応もかなりの数に達しているようです。

希望の党の体質への反発も影響しているようですが、そうした中、原口氏に対してはリベラルからの賛意も出始めています。

共産党の宮本岳志氏はFacebookで「原口さんも引き返した!その方がいいよ、『裏切り者新党』なんて、自分の名前を汚すだけだ!」と原口氏の決断を評価。

また民進党リベラルの代表的な存在の一人である有田芳生参議院議員もTwitterでこのように述べ、「応援に行くつもりだ」とまで語っています。

有田「原口さんから「全国の仲間に。」というメールが来た。おそらく希望の党から出る予定の前衆議院議員などに送っているようだ。理不尽な踏み絵などを跳ね返したのは思想の力。勇気ある決断が多くの人たちを励ますだろう。応援に行くつもりだ。」