前原代表 地元京都演説で「裏切り者!」ヤジ罵声飛び緊迫
2017.10.04.

党混乱渦中の、民進党・前原誠司代表(55)が4日夕、地元の京都市内で街頭演説を行った。
演説中は地元からの拍手も受けたが、終始聴衆から「裏切り者」「恥ずかしないんか」とヤジが飛び、
「帰れ」のプラカードが掲げられるなど、緊張した空気に包まれた。

同市伏見区で行った演説では、近くに警察車輌も停まり、ピリピリした雰囲気。
前原氏が笑顔で登場するといきなり「よう来れたな!」「詐欺師」と厳しい声も飛んだ。

希望の党との合流を巡り党分裂した経緯を「想定内」と発言して猛反発を招いており、
注目を集めた演説は地元の思い出や、宇宙戦略の話が始まり、会場に微妙な空気が漂う一幕も。
後半に安倍政権を批判し「我慢の限界。安倍政権を存続させることは不幸だ」と気炎をあげ
「対抗できる大きな塊を作りたかった」と訴えた。

会場には京都弁で「はよ、帰りよし(早く帰れ)」と書かれたボードを掲げる聴衆もおり、前原氏が
「我々、野党第1党が!」と言うと「もう、違うやろ」「希望は野党ちゃうぞ」と突っ込むヤジも飛んだ。

その後は、約30分、近くの商店街を練り歩き、笑顔で買い物客や商店主らと握手。
大半は握手に応じて、女性の集団から激励も受けたが、露骨に握手を拒否される場面もあった。
周辺で「小池にはまってさあ大変♪」と歌う人もいた。

デイリースポーツ on line
https://www.daily.co.jp/gossip/2017/10/04/0010613995.shtml
野党混乱の中、地元での街頭演説後に商店街練り歩いた民進党・前原誠司代表=京都市伏見区
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