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9月27日午前の菅官房長官会見で、東京新聞女性記者の質問に対し官房長官が「どなたがそういう事を言ったか」と不快感を露わにしたところ、記者が「それはさておき」などとはぐらかす場面がありました。

「どなたが言ったか」「それはさておき」

この日の会見は10分強で、直前に行われた小池都知事「希望の党」についての所見や解散総選挙、消費増税それに平昌五輪公式サイトでの世界地図問題など複数の質問が各社から寄せられていましたが、菅官房長官は日程が詰まっているいるのか、東京新聞の女性記者が質問する数問前には「次の日程ございますのでご協力をお願いします」というアナウンスが流れていました。

そうした状況にあったためか、最後の質問者となった女性記者が質問する際にも「今手を上げてる方1問でお願いします」と質問を絞るよう求めるアナウンスがありましたが、記者は1問目に対する菅官房長官の答弁が終わると「最後お願いします」として2問目を求め、結局アナウンスがあったにも関わらず2問の質問をぶつけていました。

今回は「人づくり革命」の財源を取り上げたこの記者は、2兆円の財源のうち予定されている消費増税分で充当できるのは1.7兆円だと指摘、残りの3,000億円をどのように捻出するのかという点について「財務省内で財源が確保出来てない現状で総理の筆頭補佐官が主導して2兆円と決めたと聞いている」として政府の見解を尋ねます。

菅官房長官は不愉快そうに「まずどなたがそういう事を言ったか」と述べ、「あり得ません」と否定。するとこの記者は2問目の質問に入る際「まぁどなたが言ったかその話はさておき」とはぐらかすかのように話すと、3,000億円の財源について「選挙のための、まぁバラマキの3,000億円じゃないかという指摘も取材で聞いた」として今度は「現状で政府が回答できるのであればきっちりご見解を頂きたいんですが」と挑発的とも思える言い回しで答弁を要求。

菅官房長官が現在の状況を説明して会見は終了しましたが、公務による制限を超えて質問数を増やした上、「誰が言ったのか」に「それはさておき」、更に「きっちりと見解を」といった表現で回答を迫るなど、この女性記者は今回も話題を提供してくれたと言えそうです。

以下ソース

参考
東京新聞・望月衣塑子の「官邸リーク」発言問題、東京新聞編集局「事実ではありませんでした。抗議を真摯に受け止め発言撤回します」 [無断転載禁止]©2ch.net
http://fate.2ch.net/test/read.cgi/seijinewsplus/1505997680/