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9月8日の会見で民進党の前原誠司代表に対し、山尾志桜里議員の態度をこれまでの民進党の姿勢に照らすとおかしいのではないか、代表としてどう思うのか、という厳しい質問が飛んでいました(画像は民進党動画より)。

「頬かむりしてる山尾議員を代表としてどう考えるのか」

これは前原代表と新執行部が各党への挨拶回りを行った際の会見で複数の記者から山尾議員の態度への不満からと見られる質問が出されていたもの。

山尾議員の離党について「優秀な議員だと思ってきただけに極めて残念」、党として事実関係は行ったのかと聞かれると「本人にしかわからないこと」「尊重したい」などと答えていた前原代表からは山尾議員に対する明確な批判は聞かれず、中でも山尾議員の選挙区に対立候補を擁立するのか、という質問を「離党届を承認したばかりなので今は直ちに考えることではない」と濁すなど身内に甘い体質を露呈したと受け止められても仕方のない発言が目立っていました。

しかし記者からは辛らつな質問も。9月7日夜の山尾議員による一方的な会見について「民進党は政府に説明責任を徹底的に求めてきたがこの事態をどう思うのか」「民進党は週刊誌報道を元に疑惑は報じられた側に立証責任があるとの前提で追及繰り返してきたが、先頭に立ってきた山尾議員が説明せず頬かむりしている状況を代表としてどう考えているのか」という厳しい問いかけも見られていたのです。

前原代表はこうした疑問に対しても「本人の判断を尊重したい」「政治家は自らの判断で行動すべき」などと語るばかりで、政府への追及姿勢とのダブルスタンダードぶりを浮き彫りにしたという印象は否めませんでした。

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