https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170907-00000091-nnn-pol

 民進党の山尾志桜里元政調会長が既婚男性との不倫疑惑を報じられた問題で、山尾氏は7日午後8時過ぎに国会内で大島幹事長に離党届を提出し、会見を行った。しかし、質問を受けずに会見を打ち切ったことから、批判も浴びそうだ。民進党本部前から清田大輝記者が伝える。

     ◇

 党内からは早速、「誠実でない。男女の関係はないと全面否定するのならば、なぜ質問を受けつけて説明をしないのか」だとか、「最悪の対応だ。今後どうやって安倍政権に説明責任を求めるのか」といった強い批判の声が続々とあがっている。

 前原新執行部の船出には大きなダメージとなっていて、党内からは「出だしからイメージが最悪。これでは来月の3つの衆議院の補欠選挙も戦えない」といった嘆きの声があがっている。

 さらに、党内には、複数の議員が離党を検討していて、来週にもそういった動きが現実化しそうな状況がある。前原新執行部のスタートからのつまずきが離党予備軍の背中を押した形だ。

 船出したばかりの前原新執行部だが、求心力が増すどころか遠心力が強まっていて、その航海は厳しいものとなっている。