教員についてのいろいろ

◎升の教育可能な部分はなくはない。
けれど、ほとんどの学習内容がかなり実践的な部分が多い。
座学と実習と、実習は教員数が絶対に必要となる。
参加型臨床実習、その臨床現場でのポリクリ的なものは
教える人が居なければ成り立たない。
少人数グループを対象として実践的学習をしていくという事になるので
教員の人数が絶対に必要。
◎最先端研究をガンガンどんどん率いてゆくには、一般的に年配の方では
難しいのではないかと思える。
また逆に若手は、〔自身の経験を身に着けている)かどうかという点で問題がある。

獣医学部だけで経営は成り立つの?収益についてのいろいろ。

◎獣医学教育はコストパフォーマンスは極めて悪い。
目に見えるコストパフォ−マンスはとても悪いと言わざるを得ないが
見えない部分で、人の生活の下支えをしているという観点からは、
利益として出ているかなとも思う。
◎けして収益として良い学問ではない。
大学として利益として出て来るのは、付属としての診療動物病院の診療収入。
一番高額なところでも、年に5億か6億くらい。
その中から、自己資金として設備施設も作ってゆかなければならないので
けして余裕のあるものではない。

今回の新設について

◎需要の問題、質の問題を世界的基準で、様々な問題をクリアされているのならば
一緒にやりましょう!と思う。
しかし国内現状ではなかなか難しいのではないかと思っている。