野田総務大臣は、NHKなどのインタビューで、東京都の小池知事に近い若狭勝衆議院議員が、政治団体「日本ファーストの会」を設立したことについて、緊張感や刺激が生まれ、よい政治を作る1つの手段になりうるとして、歓迎する意向を示しました。

東京都議会議員選挙で、小池知事が率いる都民ファーストの会を支援し、自民党を離党した若狭勝衆議院議員は、7日、政治団体「日本ファーストの会」を設立したことを明らかにしました。

これについて野田総務大臣はNHKなどのインタビューで、「小池知事とは同じ女性としてつかず離れず、政治という仕事を選択し、仲間として苦労してきた。人気がとられるデメリットもあるが、緊張感や刺激を与えてもらえるので、よい政治を作る1つの手段としてはありだ」と述べ、歓迎する意向を示しました。

また野田大臣は、今月15日の終戦の日に靖国神社に参拝するかどうかについて、「およそ20年前の郵政大臣のときも含めて、毎年家族と参拝しているが、自民党をしっかり支えるということを踏まえたうえで、自分が歩んできた経緯と、与えられた役割に整合性がとれるように、慎重に答えを出したい」と述べました。

配信 8月8日 17時27分
NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170808/k10011093111000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003