加計学園問題めぐる予算委集中審議、質問時間配分で対立
7/18(火) 19:11配信
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170718-00000055-jnn-pol

 加計学園問題をめぐり、自民、民進両党は、24日にも安倍総理が出席する予算委員会の集中審議を開く方向で調整に入りました。しかし、質問時間など条件面で折り合いがつかず、19日にも再度協議する見通しです。

 「私自身、今後、予算委員会における閉会中審査に出席し、しっかりと説明を行う考えです」
 18日朝の自民党役員会。内閣支持率急落で苦境に立つ安倍総理は、予算委員会・集中審議の場で説明責任を果たす考えを強調しました。

 その集中審議の開催日程について、自民、民進の両党は24日にも開催する方向で協議を進めていますが、ある「条件」をめぐり揉めています。
Q.時間配分について(竹下)委員長からは?「私は5:5を主張しました。(民進党の)山井議員は8:2を主張して、お互い一切折れる状況になかった」(自民党 竹下亘国対委員長)
 自民党側は質疑時間を与野党で均等にすることを求めていますが、民進党側は通常は与党2に対し野党8であるとして、同様の時間配分を要求しました。
 「極めて心外な話。私は本当にいつまで逃げ回ってるんだと。非常に不誠実だというふうに感じます」(民進党 山井和則国対委員長)

 また民進党は、加計学園の獣医学部新設を前川前文科次官に強く働きかけたとされる和泉総理補佐官のほか、安倍昭恵総理夫人ら8人の国会招致を要求。しかし、自民党側は、和泉氏の招致には前向きですが、他の7人については態度を明らかにせず、19日にも改めて協議する見通しです。

 「国民の皆さんの疑問に、丁寧に真摯に説明させていただきたいと思ってます」(菅義偉官房長官)

 安倍総理は集中審議で説明責任を果たし、さらに、来月3日にも行われる内閣改造で人心を一新し、失地回復を目指します。

 一方、ポスト安倍の一角、改造人事で去就が注目される岸田外務大臣は、国連本部で開かれた日本政府主催のレセプションにピコ太郎さんとともに出席。国連のSDGs=持続可能な開発目標をPRしました。
 「(岸田氏が首相候補なのは) 日本にとっても世界にとってもいいことです」(モルドバ共和国の副外相)
 海外からの信頼も厚く、ポスト安倍と目されながらも知名度不足が課題とされる岸田氏。
 そんな岸田大臣の印象について、17日が誕生日だったというピコ太郎さんは・・・
 「まず岸田外務大臣の声がきれいですね。プラス“気配り”と。聞こえていなかったと思うんですが、カンパーイの後に小さな声で 『誕生日おめでとう』と言われたんですね」(ピコ太郎さん)
 閣外に出てポスト安倍をうかがうのか閣内にとどまるのか、岸田氏側近はこう語りました。
「まだ見極めているよね。でも閣外に出る可能性は極めて低いと思うよ」(岸田外