改正公選法きょう施行 衆院小選挙区は289に再編
日本放送協会:2017年7月16日 4時42分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170716/k10011060661000.html

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170716/K10011060661_1707160040_1707160442_01_02.jpg

衆議院の1票の格差の是正に向けて、6つの県で小選挙区を1つずつ減らすことなどを盛り込んだ改正公職選挙法が16日施行され、次の衆議院選挙から小選挙区の数が289に再編されることになりました。

先の通常国会で成立した改正公職選挙法は16日施行され、衆議院の1票の格差の是正に向けて、小選挙区の区割りを見直すことなどが盛り込まれています。

具体的には、青森、岩手、三重、奈良、熊本、鹿児島の6つの県で小選挙区を1つずつ減らすことになっています。
これによって、次の衆議院選挙から、小選挙区の数が、295から289に再編されることになりました。

また、比例代表も、東北、北関東、近畿、九州の4つのブロックで、定数が1つずつ減ることになります。

その結果、衆議院の議席数は、小選挙区が289、比例代表が176で合わせて465となり、戦後最も少なくなります。

これに合わせて、各党は次の衆議院選挙の時期もにらんで候補者調整を進めていて、とりわけ小選挙区が減る6つの県で現職議員を多く抱える自民党は、執行部と各県連との間で、調整を本格化させています。