防衛省は14日、領空侵犯の恐れがある航空機への緊急発進(スクランブル)について、今年4〜6月に229回行ったと発表した。

 中国機への発進回数は前年度同期比でほぼ半減した。全体の発進回数も52回減となった。

 中国機へのスクランブ数は前年度同期比98回減の101回で、大幅減となった。2016年度は中国機への発進数が過去最多を記録していた。

 中国機は、東シナ海などで引き続き活発な動きをみせており、5月には尖閣諸島沖の日本領海で、中国海警局の公船が飛ばした小型無人機(ドローン)とみられる物体に対して緊急発進する事案もあった。 

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