田崎史郎67歳。中央大学法学部在籍中三里塚闘争に参加し凶器準備集合罪で逮捕された
経歴を持つ闘士も今や御用コメンテーターとして政権を擁護し、日々お茶の間に失笑を届
け続けている。また頻繁に安倍晋三の食事会に招かれることにより、今や「スシロー」と
呼ばれるありさまだ。

かつての田崎史郎は死んでしまったのだろうか。いや違う。その年齢以上に老けて見える
顔面の裏には安倍政権打倒の野望が隠されていた。あえて政府に取り入ることにより爆弾
ネタを探し求めているのだ。そして今、安倍一強とされ難攻不落と思われていた安倍政権
がぐらついている。千載一遇のチャンスに田崎はますます尻尾を振るが決定的なネタは田
崎ごときには与えられない。

この闘争方針は間違っていたのかもしれない…、そんな考えにうちひしがれ毎晩遅く坂戸
のこじんまりとした自宅に帰宅する田崎 。田崎の真意を唯一知っているのはこれまで田崎
を支え続けてきた愛妻眞由美だ。

「もう辞めてもいいのよ」、そう眞由美に言われるが、ここで辞めたら今までの苦労が無
になってしまう。田崎は眞由美に言う、「ここで安倍政権を倒せたとしても倒せなかった
としてもこの問題が決着したらきっぱり辞めよう。そして料理教室を手伝うよ。食べる方
は得意だからね」。田崎はさらに言う。「どんな高級料理だって眞由美の手料理にはかな
わないよ」。

これからも田崎史郎の言動は見逃せない。