経済産業省の電力・ガス取引監視等委員会は11日、有識者らで構成する専門会合を開き、
関西電力が高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働を受けて届け出た8月1日からの電気料金引き下げを「適正」と判断した。

家庭向けで平均3.15%、企業なども含めた全体で同4.29%の値下げが、届け出通り実施される見通しだ。

関電は、東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発事故の影響で全面的な原発の稼働停止に追い込まれ、
これに代わる火力発電用の燃料費負担が増大したことから、2015年6月、震災後2度目の料金値上げを実施。

経産省はこの2度目の値上げを認可する際、原発再稼働後の値下げを条件としていた。

2017-07-11 11:45
http://sp.m.jiji.com/generalnews/article/genre/politics/id/1855384