7/11(火) 13:35配信 沖縄タイムス

 沖縄県議会米軍基地関係特別委員会(仲宗根悟委員長)は11日午前、名護市辺野古の新基地建設を巡り、県が国を相手に工事の差し止めを求める訴訟の議案審議に入った。冒頭、謝花喜一郎知事公室長は、沖縄防衛局による知事の許可を得ない岩礁破砕行為が確実な状況だとし「岩礁破砕の差し止めの訴えを提起するため議会議決を求める」と訴えの提起を説明した。

 岩礁破砕行為自体が確認できない段階での訴訟提起に関し、謝花氏は「いまだなされていない将来の行為に関し、裁判所へ予防的に差し止めを求めることは可能だ」と指摘。その上で、「法令に反することを放置できないのは行政として当たり前のことだ」と訴えの意義を強調した。照屋守之氏(沖縄・自民)への答弁。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170711-00111367-okinawat-oki