安倍総理大臣は、ドイツで開かれたG20サミットや北欧諸国の歴訪を終えて、11日午後、帰国しました。

安倍総理大臣は今回の外国訪問で、日本とEU=ヨーロッパ連合のEPA=経済連携協定の交渉が大枠合意に至ったことを確認し、ドイツで開かれたG20サミットでは各国の支持を得て再来年(平成31年)にG20サミットを日本で初めて開催することが決まりました。

さらに、安倍総理大臣は、G20サミットのあと、スウェーデン、フィンランド、デンマークを訪れて各国の首脳と会談し、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮への圧力強化に向けて協力を求めるなどしました。

安倍総理大臣は当初デンマークを訪問したあと、エストニアを訪れることにしていましたが、記録的な大雨で九州北部などで被害が出ていることから、エストニアでの外交日程を取りやめ、予定を1日繰り上げて11日午後2時半すぎ、政府専用機で羽田空港に帰国しました。

安倍総理大臣は、今後、九州北部の被災地を視察して復旧に全力をあげるほか、来月の内閣改造や自民党の役員人事に向けて検討を本格化させるものと見られます。

7月11日 14時51分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170711/k10011054211000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001