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党内から不信感が相次いでいる民進党で、また別の議員が執行部への批判を露わにしていることがわかりました(画像は鷲尾議員の公式サイトより)。

これは民進党の鷲尾英一郎衆議院議員で、7月7日にFacebookに書き込んでいた「都議選後の民進党の対応について」の中で「民進党は大惨敗を喫した」と敗北を受け止めると共に、「奇妙なのは民進党の執行部だ。もはや大惨敗を大惨敗として受け止めることもできないのだろうか?」と疑問視。

そして、都議選を単なる地方選として矮小化し責任を負わないのなら「今後消えていく運命を自ら覆すことは出来ないだろう」と民進党の存亡に関わる危機であるとの認識を窺わせています。

鷲尾議員はまた、7月9日にもFacebookで「二重国籍」の言葉も用いながら再度執行部の態度に警鐘を鳴らし、行く末を懸念しているようです。

鷲尾「今回の都議選の結果や代表の二重国籍問題について無視し続ける民進党執行部が政権批判を行うことの不自然さを国民は見抜いている。」

民進党内では既に藤末健三議員や横山博幸議員が離党届の提出に動いている他、櫻井充議員が「最近、民進党にいても仕方ないかなと思うことがある」と離党を仄めかしているかのような発言をしています。

また、今井雅人議員が蓮舫代表の二重国籍問題で戸籍を見せるよう求め野田幹事長に対しても逢坂誠二議員や有田芳生議員、それに阿部知子議員らが批判的な態度を見せるなどここへ来て執行部の求心力低下が目立っていることから(それぞれ関連記事参照)、蓮舫代表や野田幹事長にとっては安倍政権の支持率を低下させたという果実以上の傷を負ってしまうことにもなりかねない状況と言えそうです。