【ストックホルム朝日弘行】安倍晋三首相は9日、8月初旬に自民党役員人事と内閣改造に踏み切る意向を表明した。1カ月前に日程を明言するのは異例だ。

人事を早期に打ち出すことで、東京都議選の惨敗による党内の不満を抑える必要に迫られた。首相は大幅改造を念頭に置いており、局面転換を狙うが、内閣支持率回復につなげられるかは不透明だ。

 首相は2015年と16年の改造は直前に表明した。1カ月前に表明したのは14年以来だ。

毎日新聞 2017年7月9日 21時53分(最終更新 7月10日 00時20分)
https://mainichi.jp/articles/20170710/k00/00m/010/082000c