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2017/07/03(月) 16:05:48.28ID:CAP_USER9岸田氏は1日夜の記者会見で「一進一退の厳しい交渉だった。有意義な進展はあったが、重要な論点が残っている」と述べた。6月30日から東京都内で続いた協議は欧州に舞台を移す。1日は岸田氏と山本有二農林水産相に加え、EU側のマルムストローム欧州委員(通商担当)とホーガン欧州委員(農業・農村開発担当)の4閣僚で折衝した。山本氏は同日夜、記者団に対し「EUの要求は高い。まだ日本がのめる水準ではない」と説明し、必要があれば岸田氏とともに渡欧する考えを示した。
焦点の関税分野では、EUが農産物市場の開放を要求。特にこだわるチーズでは日本が成長産業化に力を入れてきたナチュラルチーズ(最大29.8%)を含む全品目の撤廃を迫った。日本は酪農家への打撃を抑えるため関税の種類を細分化して個別に判断する構えだが、原則論で譲らないEU側とにらみ合いが続く。
一方、工業製品では日本が強みを持つ自動車が懸案になる。日本はEUが課す10%の関税の早期撤廃を求めており、発効後何年で実施できるかが焦点だ。EUは韓国車の関税を既に撤廃しているため、日本は欧州での競争環境の改善に向け欧韓の自由貿易協定(FTA)と同水準の5年目までの撤廃を求めている。ただ、EUは競争力が強い日本車の流入を警戒して7〜10年程度の準備期間を求めているもようだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170702-00000001-fsi-bus_all