元文部科学相で自民党の下村博文氏が加計学園から200万円の闇献金を受けたと週刊文春に報じられた件で、下村博文氏がただの勘違いだと反論し、元秘書の平慶翔氏を裏切り者として告発した。
下村博文氏はパーティー券の購入に加計学園は含まれておらず、詳細は日報にも書いてあると説明。

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実際には11の個人、企業が20万以下で購入していた。
下村博文氏は、文春の記者も日報で確認できたはずなのに、これを怠ったのは記者の落ち度だと断言する。
名誉毀損と選挙妨害で告発すると宣言し、元秘書の平慶翔氏が裏切ったという見立てで暴露話をする。
週刊文春に提供されたデータは一体どこにあったのか?辞めた秘書がPCにこっそりと保存していたと考えている。

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辞めた秘書というのは平愛梨の弟である平慶翔氏(29)。
実は事務所経費を騙し取ったということでこれより前に解雇されていた。
当時作成した謝罪文(上申書)によると、架空の経費を「立て替えた」と申告することでお金を騙し取っていたうえ、PCを隠して業務を妨害したという。

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PCを隠すというのはいまいち前後の経緯が分からないが、今回の騒動とあわせて考えるに週刊誌に売るためにデータを保存していたということかもしれない。
当時は表沙汰にならないように下村博文氏が取り計らったが、都民ファーストの会に寝返った挙句、今回の裏切りでもう容赦はしないということなのだろう。
平慶翔氏はこれに反論。

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(1)週刊文春にデジタルデータは渡していない。
(2)上申書は書いていない。筆跡が違う。

経費を騙し取ったことについては否定していないのでやはり黒か。
告訴されるのを恐れ、平慶翔氏はすでに弁護士を雇ったとも噂される。
今回の否定は弁護士の入れ知恵かもしれない。
もっとも筆跡が違うというが、退職届の筆跡とは合致する。

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現時点で不利なのは平慶翔氏のほう。
加計学園から不正な献金を受け取っていると誤解し、クビになった腹いせに週刊誌に売ったという線が濃厚だ。

netgeek 2017年6月30日
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