◆今治市がたった一日で即決した96億の補助金 安倍首相が会見でスルーした加計疑惑が再燃
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170619-00000105-sasahi-pol
〈週刊朝日〉

(前略)そんななか、加計学園が愛媛県今治市に獣医学部を新設する計画を巡って新たな疑惑が地元で浮上している。
 大学設置認可申請書の締切日にあたる今年3月31日、加計学園が今治市に対し、
96億円の補助金申請をし、菅良二・同市長はなんと即日に交付を決定。
 加計学園に対し、通知していたことを示す、公文書を筆者は入手した。
 地元では「96億円は市の歳出の12%に相当するのにずさん過ぎる。あまりに露骨だ」と非難の声が上がっている。
 獣医学部の建設予定地約16.8ヘクタール(評価額36億7500万円)は、今治市から加計学園へ無償譲渡されることが
決まっているが、さらに県と市から補助金として大学校舎、施設整備費など192億円の半額、96億円を出すことが決定。
 筆者が入手した<今治市大学立地事業費補助金交付決定通知書>という文書によると、
加計学園の加計晃太郎理事長名義で<申請書>が出されたのは、3月31日。
そして今治市が<交付決定通知書>を出したのも3月31日。
申請にかかる書類が起案されたのも、3月31日だ。
安倍首相の「総理のご意向」文書が出されたのは2016年10月17日。
 その直後、加計学園は獣医学部建設にあたり同月31日にボーリング調査の申請書を今治市に提出した。
 その時も即日に許可が下りていた。
(続)