(寺脇 研 氏 元文部科学省官僚)
「…同姓同名の10人の人達も 非常に今 つらい立場でね
あのう 表に出られないっていうか日頃のような仕事もでき
ないし 生活にも支障を来たしている部分があるっていう風
に聞いてますけどね そんなこと見てたらね 当事者で無い
職員だって えーっこれはいくらなんでもね っていう事になる
 それから本質はこれ後からやる この獣医学部をどうなの
かって内閣府がどうして判断したのかっていう話 そしてさ
っきの ”NOという選択肢は無い”と ”やらないという選択
肢は無い”みたいな事を言われてることが問題なのに それ
に入る前に これが本物かどうかっていうことで まるで文科
省がなんか悪い事してるみたいな 話になっちゃってるって
いう不満 それから勿論 前川さんを応援したいという職員
もいっぱいいるんでねあのーこれはもう どんどん出てきちゃ
うと思うんで 止められないと思うんですよね」

 (青木 理 氏 ジャーナリスト)
「<略>この話…これ比較しちゃうのは思い出しちゃうのはね
財務省と比較しちゃうんですよ 財務省は森友学園の時に
ある種鉄壁の守りだったわけですよ 一切なんの文書も出て
こない何の情報も出てこない…かったわけですよね で どっ
の方がいいのかって考えた時 政権とか政府とか 行政の秩
序とか文科省の方が混乱しちゃってる 国民全体で考えると
そのぅ文科省の自由というか こういう形で色んな情報が出て
くる事で 僕ら知ることができる 公益に資してるわけですよ
 財務省の方はある種 政権に資しているわけですよ どっち
の役所の対応の方がまだ良いのか っていう辺りで言うと 僕
は あの何ていうのかな 寺脇さんいるからじゃ無いけど 文科
省の混乱の方が やっぱ色んな事が判って で それでも 別
にその 『いやこれは問題無いじゃないか』 っていう風に考え
る人もいれば『いやいやこれは問題でしょ』って考える人がい
る その材料が出て来ているだけで非常にこれはだから混乱
の中でも ある種 文科省の中にいる数少ない或いは前川さん
みたいな その正義感の強い人達の存在っていうのは あぁま
だこの国の官僚組織も中々 骨がある人がいるんだなあという
感じがしますよ」

 (玉川 徹 氏 テレビ朝日報道局コメンテーター室解説委員)
「いや そっ そんなロマンチックな話じゃ終わらなくって このま
まほんとに調査が無いとですねえ あの 悪しき前例になって
しまう可能性が僕はあると思うんですよ つまり最初その怪文
書っていう風に言われても ある種仕方がないかなっていう文
書が出てきた時点で調査した 何も無い ここまでいいですよ
 だけど元の 前の事務次官が これは本物です っていう風に
言って これ以上の強い証言はもう無いわけですよ さらに こ
れは(説明ボードを指差しながら)現役から出てきてるとしか
思えないんですけど 現役がこういう風な内容の文書を出して
きて否定できないわけです これは偽物だ って そういう風な
証拠まで出てきてそれでも調査しない つまりこれだけのもの
が出てきても 要するに 調査しませんと 知りませんという風な
ことで通るっていう風な行政だったら これはこれから全部そう
いう風になって行きますよ つまり都合が悪い事は『いや あの
調査したけど出ませんでした 終わり』っていう風なことが全部
続いて行くと これで良いんですか?と」

(by.EXTV 羽鳥慎一のモーニングショー 20170606 08:46〜08:50)