一橋大の新入生歓迎会「KODAIRA祭」の実行委員会が10日に予定した作家の
百田尚樹氏の講演会を中止した問題をめぐり、民進党の議員同士がツイッターで激しく応酬した。

 原口一博元総務相が4日、「学生のイベントに特定の議員が介入したとも聞いていますが何をしているのでしょうか。
右左関係なく公人、議会人による権力の濫用は許されません」と記すと、有田芳生参院議員が「『ある議員』とは
有田芳生を言い募るあまたの書き込みでしょう。私がどう介入したというのか。ただちに具体的に明らかにせよ」と反発した。

 両氏はその後も「何を根拠に?有田さんを言い募る数多の書き込みなど見ていません」(原口氏)、
「ではだれのことを書いたのですか?すぐに明らかにできるでしょう」(有田氏)などと続けた。

 しかし原口氏は5日、産経新聞の取材に対し「特定の議員は有田氏を念頭に置いたものではない。
同僚だと知っていれば、ツイッターで指摘などしない」と釈明。「私の配慮が足らず、有田さんには申し訳なかった」とした。

 有田氏は産経新聞に対し、講演の中止を主導したことは「まったくない」とした。
その上で「ネット上で行われていた署名に共感する一人として賛同しただけだ」と答えた。

 ちなみに、百田さんは4日のツイッターに「有田氏が、私の講演中止運動のツイートを、
キャンペーンと銘打ってリツイートしていました」と書き込んだ。

産経
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170605-00000532-san-pol