配信先、産経ニュース2017.6.3 12:00更新
http://www.sankei.com/politics/news/170603/plt1706030014-n1.html

日本維新の会の橋下徹法律顧問(前大阪市長)が3、4両日、東京都議選(7月2日投開票)に向けた党の決起大会で、「東京大改革に必要なもの」と題して講演する。

 橋下氏は「政策に関与しているという誤解がある」として党の政策顧問を5月末で退いたばかりだが、政治への関心は依然として旺盛だ。

 特に小池百合子東京都知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」には対抗心をむき出しにしており、ツイッターで「都民ファーストの会の公約が今の東京都政の問題点そのもの」「都政を立て直すにはまずは都と区の仕事の再整理」といった指摘を繰り返している。講演では、自身の大阪府知事・大阪市長時代の行財政改革の実績を引き合いに、小池都政への批判を展開するとみられる。

 講演は、東京都内の党支部が3日夜と4日午前、相模原市と東京都品川区でそれぞれ開く集会で行われる。いずれも、講演に先立って都議選立候補予定者らによる決起大会がある。

 橋下氏の応援に、党関係者は「都民ファーストの主な支持層でもある改革志向の無党派層にアピールできれば」と期待を期待を込めるが、都議選の戦況は非常に厳しい。