りか「わたしが犬だなんて!首輪まで準備してんの?バカにし過ぎ!」
語気とは裏腹に、りかの小さな花弁には朝露が輝いている。
オレ「最初はマンションのエレベーターまで。少しずつ遠くまで行けるようになるから」
りかは子犬のように震えながらも小さく頷く。