SS すみれ 「かのんを褒め殺しにしてみせるわ」
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すみれ「かのんってさ」
かのん「すみれちゃんどうしたの?」
すみれ「かのんってさ、美人だよね」
かのん「え//どうしたの?いきなりそんなこと言われると照れるよ///」
すみれ「それに」
かのん「それに?//」
すみれ「ギターが上手いし、作詞の才能があるし、人望が厚いし優しいし。それに…」
かのん「ちょっと待って待って/////」 すみれ「どうしたのよ」
かのん「流石に恥ずかしいよ…//」
すみれ「別に恥ずかしがらなくたっていいじゃない。事実なんだから」
かのん「そうだとしてもだよ?そうだとしても。面と向かって言われるのは恥ずかしいじゃん//」
すみれ「照れてるかのんも可愛いわね」パシャ
かのん「ちょっと?すみれちゃん??今写真撮ったでしょ??」
すみれ「何のことかしらね」フフッ
かのん「ちょっとぉ。スマホ貸してっ」 ワーワーギャーギャー
―――――――――――――――――――――
かのん「すみれちゃん、その写真誰にも見せないでよ?」
すみれ「さあ、どうしようかしらね」フフッ
かのん「ちょっとぉ?」
すみれ「嘘よ。誰にも見せるわけないじゃない。それよりあんた、私が撮った写真消してとは言わないのね」
かのん「う〜ん。すみれちゃんを信じてるから。悪用しないって」
すみれ「ふふっ。何それ。」 かのん「悪用するの?」
すみれ「しないわよ。あ、かのんのいいところもう1個見つけたわ」
かのん「まださっきの続きがあるの?//」
すみれ「これでおしまいにするから言わせてよ」
かのん「いいよ」
すみれ「とても明るいところだわね。」
かのん「明るい…」
すみれ「ねえ、かのん」
かのん「?」 すみれ「私をLiella!にスカウトしてくれてありがとね。感謝しているわ」
かのん「え、いきなりどうしたの?」
すみれ「あの時のあんたの明るさに私は救われたのよ。あんたに声をかけてもらえなかったら今の私はなかったかもしれないわ。あんたは私の高校生活に彩を与えてくれたのよ」
かのん「すみれちゃん、大袈裟だって///」
すみれ「ほんとのことよ」
かのん「//」
かのん(私ばっかり照れさせられて悔しいなぁもう) かのん「私の方こそ、すみれちゃんのセクシーでギャラクシーなパフォーマンスにどれだけ魅了されてきたと思ってるの」
すみれ「セクシーでギャラクシーなパフォーマンスって何よ!?」
かのん「そのまんまだよ」
すみれ「わかんないったらわかんないわよ!」
かのん「わかんないの!?さっきまであれだけ私のこと褒めてたくせに」
すみれ「関係ないでしょ」
かのん「わかんないならわからせてあげるよ。練習後、ウチ来て?」
すみれ「いいけど、何するつもり?」
かのん「何もしないよ。そろそろ練習行こ?」
すみれ「何なのよったら何なのよ―――――――」 ―――――――――――――――――
練習後
カランカラン
すみれ「………」
かのん「あ、すみれちゃん。来てくれたんだね」キラキラ
すみれ「あんたが呼んだんでしょうが。」
かのん「そうそう。ごめんねちょっとお店のことしてて。もうすぐお母さんが帰ってくるはずだからそれまでその辺で適当に寛いでいてよ。何か飲む?」
すみれ「別にいいわよ。気持ちだけ受け取っておくわね。かのんのそういうところも好きよ」
かのん「え//もう一度言って//」テレテレ
すみれ「言わないわよ」
かのん「え〜すみれちゃんのケチ!」
すみれ「何とでも言いなさい」フフン かのん「ふふっ。私壁ドンに憧れていたんだよね」エヘヘ
すみれ「相手は私である必要ある?」
かのん「すみれちゃんだからこそだよ」ニヘラ
すみれ「何なのよもう…」フゥ
かのん「すみれちゃんさっき私のことをいっぱい褒めてくれてたけどさ。私も同じくらいすみれちゃんのこと思ってるんだよ」
すみれ「かのん…」
かのん「流石ショービジネスの世界にいただけのことあってね。Liella!のメンバーとして隣でずっと見てきて、やっぱりすみれちゃん凄いな〜って尊敬して。そんなすみれちゃんがいたから私も作詞頑張れたところもあるし」
すみれ「そ。ありがとね//」
かのん「あ、照れた〜」パシャ
すみれ「照れてない!ていうか撮るな!」
かのん「ふふん。さっきのお返しです〜」 すみれ「で、さっきのことだけど」
かのん「さっきのこと?」
すみれ「あんた、さっき私のことセクシーだとかギャラクシーだとか言っていたけれど、具体的にどの辺がそう思うのよ」
かのん「え。ああ、あれは、その//」モジモジ
すみれ「何恥ずかしがってるのよ。早く言いなさいよ」
かのん「すみれちゃんの…」
すみれ「私の何?」
かのん「すみれちゃんの練習着が、その、セクシーだなぁって…//」 すみれ「はぁ!?何を言い出すかと思えば!あんたまさかずっと私の練習着をそんな風に見ていたの?」
かのん「いや、ちゃんと歌踊りも見てたよ!」
すみれ「も、って何よ、も、って…」
かのん「ごめんごめん本当になんというか…」
すみれ「まあ、かのんの言いたいことは分かったわ」
かのん「ほんとに?」
すみれ「要は、かのんはむっつりさんということでしょ?」
かのん「違うよぉ…」
すみれ「違うの?」
かのん「えーと…」 すみれ「ふふっ。かのんが私のことを思ってくれているのは分かってるよ。ありがとね」
かのん「分かってくれてよかったよ〜〜〜」ダキッ
すみれ「ちょっと、かのん。苦しいって」
かのん「嫌だ」
すみれ「嫌だって何よ」
かのん「嫌だ」
すみれ「………」
すみれ「かのん。ありがとう」ダキッ
かのん「すみれちゃん、大好きだよ」
すみれ「私も。大好きよ」
かのすみ「「ふふっ」」
おしまい >>20
>>21
お読みいただきありがとうございます。
たぶん今後も普通のSSになるかと思いますw まあまったり普通のSS書いていきますわ
>>24
お読みいただきありがとうございました
では皆様またいつか〜 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています