梢「っ!?」ゴホッゴホッ

花帆「梢センパイ!?」

梢「だ、大丈夫よ……紅茶が気管に入りかけただけ」ゴホッ

梢(落ち着きなさい、乙宗梢……先ずは冷静に状況を見極めるの、先走ってはいけないわ)

梢「それで、急にどうしたというのかしら?」チラッチラッ

花帆「それがですね!休憩時間にスクコネのアーカイブを適当に流してたら怖い話の配信をしてて……」

梢「もうそういう季節だものね」

花帆「あんまり怖いの得意じゃないんですけど、お話を聞いてるだけならそんなに怖くないと思ってたら……」

花帆「最後のオチのところで、急にでっかい音と一緒に怖い画面がどーん!って出てきて!!」ブルブルッ

花帆「練習中は気が紛れて平気だったんですけど、それも終わって日が暮れて来たら急に怖くなって来ちゃったんです……」ウルウル